
ヒーローインタビュー

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【9月14日(土) ホークス2-1ファイターズ ヤフオクドーム】 終盤戦を勝ち抜くべく「ガッツパープル」が復活したヤフオクドームで、「ガッツゲラゲラ」ことオセゲラ投手が見事なピッチング。6回1失点の好投で見事デビュー3連勝を飾りました。「でも、今日は変化球が決まらなかった」。オセゲラ投手はカーブやチェンジアップを駆使した緩急自在の投球スタイルが持ち味。これまでにはなかったピンチでしたが、クレバーな左腕は「ツーシーム」に活路を見出して、見事乗り切ってみせました。お立ち台では「僕はガッツゲラゲラです。ヨロシクお願いします」と恒例となりつつある日本語でのスピーチも見事に決めると、満面の笑顔を浮かべていました。
一方、打線はワンチャンスをものにして、逆転勝利を演出しました。殊勲打は中村晃選手。1点を追う5回裏1死二、三塁の場面で右中間を破る逆転2点二塁打を放ちました。「打ったのはスライダーでした。前の打席までスライダーで抑えられたり、タイミングの合っていないスイングをしたりしていたので、スライダーを投げてくると思っていました」。
5月中旬から1番打者に定着し、今月ついに規定打席に到達。打率.313はリーグ7位の好成績です。それでも中村選手は「自分はレギュラーという立場だとは思っていません」と口元を引き締めます。「本当の主力というのは周りからの信頼度が違う。僕は打つ、走る、守るのどれをとってもまだまだです」。打率についても「シーズンが終わってみて、どうだったのかなと振り返ると思います。今は1試合1試合しっかり結果を残すことしか考えていません」。
中村選手は「ガッツパープル」のユニフォームを着た7月の月間打率が.321、出塁率.402と好調でした。「良いイメージがある。スタンドのファンの皆さんも素晴らしい雰囲気を作ってくれるので感謝しています」。ラッキーカラーも味方に、このままの勢いで今シーズンを駆け抜けるつもりです。
2013年9月15日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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