

【9月29日(日) ホークス5-0イーグルス ヤフオクドーム】 今季の本拠地最終戦は若鷹躍動で見事な快勝劇。2位に1ゲーム差に接近し、クライマックスシリーズ進出、そしてヤフオクドームでのファーストステージ開催にぐっと近づきました。
ルーキー東浜巨投手が福岡で初“笑”利を挙げました。ヤフオクドームでの登板は4月11日のデビュー戦以来。「あまり調子が良くなくて、抜けるボールもあった」と言いながら、走者を背負っても落ち着いた要所を締めるピッチング。2度のゲッツーで切り抜けるなど、「しっかり内野ゴロを打たせることが出来た」と納得の表情でした。6回途中無失点で、前回登板に続いて2連勝をマーク。「初勝利が自信になったというか、不安がなくなりました。イーグルスは優勝チームだし、4月に黒星を喫した相手。成長を実感できたマウンドになりました」。表情にも余裕が出てきて、東浜投手らしい笑顔も増えてきました。シーズン最終盤、そしてポストシーズンでの貴重な戦力となりそうです。
打っては柳田悠岐選手が特大の本塁打を放ちました。やや詰まった当たりでしたが、打球は右中間スタンドの中段へ。「打ったのは高めの真っ直ぐでした」。前日は9回裏の同点打を放ち、劇的サヨナラ勝利の立役者となりました。その勢いそのままにこの日は3安打の活躍。また、この一発が今季10号本塁打。自身初の2桁本塁打には笑顔を浮かべていました。
ホークスは残り5試合をビジターで戦います。試合後のセレモニーでマイクを握った選手全員が「残り5戦全勝」と「CSでヤフオクドームに戻ってくる」ことを力強く誓いました。
2013年9月30日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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