




オラ~!コモエスタス!
みなさんが一番知りたいであろう成績の話はまだ置いといて・・・まずはこちらでの生活やチームの環境などを知ってもらった上で、選手の活躍を語ることにしましょうかね(笑)。
まずは所属するチームですが、ドミニカ第2の都市であるサンティアゴにある名門チーム『アギラス(Aguilas)』です。
ドミニカウインターリーグは全6チームで構成され、メンバーのほとんどがメジャーリーガーやアメリカ3Aの選手たちで構成されているため、レベルはもちろん高いです!
分かりやすくいうと、スタメン全員が日本に来てもおかしくないであろうレベルの助っ人外人(タイプは色々)ばかりが並ぶ。
僕たちのチームには日本でもお馴染みの中日「ルナ」選手や、昨年チームメイトだった「カストロ」選手(今ではいつの間にか彼の専属キャッチボール相手になってます(笑))、あの超一流の「マニー・ラミレス」選手も所属し、その他メジャーの超一流選手も過去に多数所属してます。
そしてドミニカは野球熱が高い、高い。
テレビ放送は当たり前。街で人と会えば『アギラスの選手かい?』と必ず聞かれるぐらいです。
なので、球場に駆け付けるファンも多い。人気カードだと外野席までいっぱいの『超満員』の熱気の中での試合です。
海外まで来て超満員の中で試合できることは、これ以上ない経験ですよ!
そんな中に僕たちは入っていったんですが、やっぱり最初は少し気後れしてしまう感じがしましたね・・・(笑)。
なんたって、初日のロッカールームで会った最初のチームメイトが、身長2メートルを超す巨大黒人投手で、投げる右手はボールの全部を隠せるぐらい大きいんですよ・・・(汗)。
その他にも、なんじゃい!日本人みたいな眼光の鋭さ(勝手な被害妄想)、タトゥーの入ったムキムキの筋肉(ゴツイ三角筋に憧れる!)、飛び交う分からない言葉(スペイン語)、そしてやっぱり・・・華やかに光る「ゴツイネックレス!」(いっそのこと僕も似合うようになって帰ったろかな(笑))と。
「翔」とは2人であのプエルトリコ最初の経験がなかったら、「圧倒されてしまうよな」と2人で目を合わしましたし、「ヤマ」も3年前にオーストラリアでのウインターリーグに参加していたので、みんな辛うじて平常心は保っていましたよ。
またみんながいつも心配してくれる治安の方ですが・・・球場入りに護身用の本物の「銃」を持ち込んでくる選手がいるぐらいなので想像できますよね・・・(苦笑)。
なので、夜帰ったらホテルからはほとんど外出できません。っていうか、周りに行くところもないし行こうとも思わないし。
あっ、唯一あるのが宿泊しているホテル横(そこまでしかまだ怖くて歩けない・・)のレストラン「FRIDAYS」です。
翔もヤマも2人ともほとんど毎日のように、ここで夜ご飯です。もはやFRIDAYSの名前を超えてしまってますね・・・(さむっ!(笑))。
ということで、こんな環境の中で2カ月という期間を過ごすんです。
色んな意味でも、ここは本当に「武者修行」と言えますね!(笑)。。。
つづく