
ヒーローインタビュー

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【9月3日(水) ホークス10-3バファローズ ヤフオクドーム】
今季初めてバファローズを相手に2桁得点を奪う猛打ショー。首位攻防戦の第2ラウンドを圧勝してゲーム差を「2.5」に広げました。
初戦に続いて勝負強さを発揮したのが4番の李大浩選手。逆転を許した直後の4回裏、金子投手の失投を見逃さず左翼席へ同点14号ソロを運びました。会心の一発に沸き上がるスタンド。ホークスの本拠地ヤフオクドームでの本塁打は、8月14日のイーグルス戦で同じく李大浩選手が放って以来でした。待ちに待った豪快アーチにホークス打線が一気に活気づきました。
6回に勝ち越しを許しましたが、その裏に猛攻を仕掛けました。2死走者なしから李大浩選手が二塁打を放つと、これを合図に怒とうの連打。満塁で柳田悠岐選手が押し出し四球を選び同点。ここで、続く細川亨選手の代打で登場したのが吉村裕基選手でした。
「出番はあるかもしれないと思い準備はしていました」
初球から思い切ったスイング。そして2球目、詰まりながらも打球はセンター前にぽとりと弾みました。「落ちてくれと思いながら、二塁めがけて走りました」。強烈なスライディングでお尻を擦りむいたと苦笑いしつつも、勝ち越し2点タイムリーヒットに会心のガッツポーズが飛び出しました。
その後も明石健志選手のタイムリーや鶴岡慎也選手のスクイズ。さらに吉村選手は8回の打席で2ラン本塁打を放ち4打点の活躍。また、李大浩選手も3安打の猛打賞をマークしました。
「良いホームランも打ててファンの皆さんに喜んでもらえたので僕も嬉しい」(吉村選手)
4日(木)は直接対決の第3ラウンド。「大事な試合。十分に力を発揮して勝つための努力をしたい」と李大浩選手が話せば、吉村選手も「明日も一丸となって戦います」と気合を入れ直しました。首位の底力を見せた快勝劇。リーグ優勝へ弾みのつく、大きな1勝となりました。
2014年9月4日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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