
ヒーローインタビュー

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【9月13日(土) ホークス3-2マリーンズ ヤフオクドーム】
ホークスにパワー野球が戻ってきました。シーズン佳境の正念場、9連戦の初戦を2発の本塁打で勝利を手にしました。
まずは「元気印」の一撃。1点を追いかける2回裏、2死二塁から松田宣浩選手がレフトスタンドへ逆転となる17号2ランを放ちました。「打ったのはスライダーです。先制されたこともありましたが、気持ちで打ちました!」という気合のひと振り。打球は大きな弧を描く、「弾丸ライナー」が持ち味の松田選手には珍しい打球の軌道でしたが、強い気持ちがボールに乗り移りスタンドまで届きました。
その後同点とされましたが、決勝ホームランも気持ちで打った強烈な弾道でした。4回裏、先頭の李大浩選手がホークスファンで埋まるライトスタンドへ15号ソロ。「当たりが完ぺきではなかったので届かないと思ったが、『行ってくれ!』という思いで走りました。久しぶりの逆方向へのホームラン。ホッとしています」と笑顔を見せました。右方向へのホームランは6月4日のジャイアンツ戦(ヤフオクドーム)以来。じつはこの少し前、5月31日のスワローズ戦(ヤフオクドーム)でも右翼席へ本塁打を放っており、この時の李大浩選手は15試合連続安打と好調なバッティングを見せていました。つまり右方向への一発は好調の証しでもあります。「残り14試合、自分の力を発揮して、最後はファンの皆さんと喜び合いたい」。4番のバットが、ホークスVロードを力強く先導します。
また、8月はチーム月間6ホーマー、7月は同9ホーマーと長打力不足が懸念されていましたが、9月はすでに月間10本となりました。ホークス強力打線が完全復調です。
また、投手陣では中田賢一投手が11勝目をマーク。4番手で8回に登板し無失点に抑えた五十嵐亮太投手は球団新記録の43ホールドポイントを樹立。さらに、抑えのサファテ投手は自己新、ならびにリーグ単独トップに立つ36セーブ目をマークしました。
そしてこの日はバファローズが敗れたため、ゲーム差は今季最大タイの「4.5」へと広げました。
2014年9月14日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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