


7月20日(月・祝)に開催される予定だった「鷹の祭典2015in北九州」のマリーンズ戦(北九州市民球場)は、残念ながらグラウンドコンディション不良により中止となってしまいました。
当日は天候予報が悪く、試合前練習をヤフオクドームで行う異例の形で対応し、午後3時前にホークスナインは北九州市民球場に到着しました。しかし、その頃に豪雨。しばらくして雨は上がりましたが水浸しになってしまったグラウンド。懸命にグラウンド整備を行い、当初17:00予定だったプレーボールを17:30に変更するなどしましたが、プレーをするコンディションまで回復せずに協議のうえで中止せざるを得ないという結論に至りました。
「鷹の祭典」であり、年に2度しか開催のない北九州市民球場とあって、17:00の時点でスタンドは超満員。「熱男レボリューションイエロー」一色に染まっていました。試合開始を待つ間、ゲストで来場いただいた芋洗坂係長が得意のダンスで盛り上げに一役買って頂くなどしましたが、17:40過ぎに中止のアナウンスがあると大きなため息があちこちから漏れました。
ホークスナインは全員グラウンドに出て場内を1周し、北九州市民球場のファンの皆様にご挨拶をさせて頂きました。工藤公康監督もスタンドに向かって深々とお辞儀をして、球場に来場いただいた御礼をさせて頂きました。
工藤監督は「やりたかったが、きちんと整備が出来ずに選手が足を滑らせてしまう状況でした」とがっかり。松田宣浩選手も「下がぬかるんでいた。明日からはヤフオクドーム。切り替えて頑張ります」と帰りのバスに乗り込みました。先発予定だった中田賢一投手は、地元北九州での初凱旋登板が流れてしまい無念の表情。「肩は作っていました。こんなにたくさんのお客さんが入ってくれて、地元で投げるなどなかなかない機会だったので残念ですが、天気はどうすることも出来ません。次回の登板に向けてしっかり調整するだけです」と前を向きました。
代替日程について、またチケット払い戻しや「北九州セット券」の取り扱いなどにつきましては、ホークス公式サイトにてお知らせいたします。
2015年7月21日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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