
ヒーローインタビュー

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【7月22日(水)ホークス4-1マリーンズ ヤフオクドーム】
<今日の熱男 柳田悠岐選手=5回に勝ち越しの18号3ラン!> 快音とともに、白球が舞い上がる。この日も38,500人の大入り満員で埋め尽くされた「熱男レボリューションイエロー」のスタンドは大歓声を上げ、その瞬間には誰もがもう確信したように拳を突き上げて腰を浮かせました。
推定飛距離130m。右中間席への特大ホームランが生まれたのは1対1で迎えた5回裏でした。1アウト一塁から1番・川島慶三選手が二塁打を放ち二、三塁とチャンスを拡げ、打席には3番・柳田悠岐選手。「とにかく前に飛んでくれ、点が入ってくれという気持ちで打席に入っていました」。
ホームランについては「完ぺきでした」とにっこり。じつに9試合ぶりの会心の当たりに、「ストレスがめっちゃ溜まっていたんで、めっちゃ発散できました!」とお立ち台では声を張り上げました。ここまで打率.364、18本塁打、55打点、17盗塁と文句のつけようのない成績を残しています。しかし、7月の月間打率は.231。6月の.446から大きく調子を落としていました。「モヤモヤしていました」。この日は早出特打を敢行。打撃に少なからずの手応えを感じ、試合に臨んでいました。
また、先日は「鷹の祭典では全然打ってないんです」と声を落とすので、調べてみるとプロ2年目の2012年から2015年7月21日(火)の試合まで、通算成績は50打数7安打、打率.140で本塁打どころか打点も0という結果だったのです。
あまりにも意外なことに、この本塁打が記念すべき「鷹の祭典」の初本塁打&初打点でした。「ま、打てないよりも打てた方が嬉しいですよ(笑)チームも(鷹の祭典で昨年から)9連勝ですか? すごく強いし、お客さんもたくさん入ってくれる。すごいです」と笑顔を浮かべました。24日(金)からの「鷹の祭典2015」残り3試合(バファローズ3連戦)での活躍もますます楽しみです。
また、先発したスタンリッジ投手は7回1失点の好投でチーム最多の8勝目をマーク。サファテ投手が前日に続き21個目のセーブを挙げました。
2015年7月23日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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