
ヒーローインタビュー

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【8月15日(土) ホークス6-5ライオンズ ヤフオクドーム】
<今日の熱男 サファテ投手=1回ピシャリで29セーブ目>
リードはわずか1点でも、ホークスには守護神がいるから大丈夫。6対5の9回表、工藤公康監督は当然のようにサファテ投手をマウンドに送り出しました。
試合は落ち着かないシーソーゲームでした。ひっくり返されてはひっくり返し、7回裏には柳田悠岐選手のタイムリーと相手守備のミスからホークスが2度目の逆転に成功します。そして迎えた最終回、サファテ投手は150キロ台中盤を連発する剛速球で、相手に反撃する余地さえ与えませんでした。先頭から連続奪三振。イニング連続の日本記録を「32」に更新しました。
「中5日も空いたマウンドだったからね。まるで先発投手(笑)。ブルペンでは肩が軽すぎて球が引っ掛かったりしたけど、マウンドに上がればもう不安はなかったよ」
わずか10球で3つのアウト。今季29セーブ目をマークしました。
「三振の記録はあるが、狙っているわけではない。キャッチャーが素晴らしい仕事をしてくれているおかげです。セーブも、明日『30』になるかもしれないけど、打線が調子がイイし、ずっと大差で勝つ試合が続いてセーブがつかないかもしれない。僕はとにかく優勝したい。1日も早くビールかけをしたいだけなんだよ」
打線では柳田選手が5試合連続打点と好調を維持しています。「みんながたくさんいい仕事をして、その積み重ねで1つ1つ勝てています」と笑顔。また、先発の武田翔太投手はこの登板で2桁勝利は届かなかったものの、リリーフした二保旭投手が力投して今季6勝目をマークしました。
そしてこの日はファイターズが敗れたために、優勝へのマジックナンバーは『29』となりました。
2015年8月16日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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