プエルトリコに来て、約3週間が経ちました。選手たちも異国の環境に慣れてきて、現地での生活や文化も楽しんでいます。
それは球場でも同じです。プエルトリコでは打者の打撃練習中、先に練習を終えた投手たちが外野で球拾いをするのですが、その時に球場ではサルサやバチャータ、レゲトンが大音量で流れています。そして、地元プエルトリコや、隣の島ドミニカ共和国出身の選手たちは、打球が飛んでくるのを待っている間、音楽に合わせてステップを踏み、時に踊りながら打球捕をしているのです。
それを見た大竹風雅投手も、見よう見まねでステップにチャレンジ。さすが、運動神経がいいだけあって、初体験なのにナイスセンスです!松本晴投手もブルペンでプエルトリコ人選手に手を取られ、ステップやターンにチャレンジしていました(動画でご覧ください)。
球場内のチームのロッカーには特大サイズのスピーカーが常に用意されており、選手の誰かが常に大音量で音楽を掛けていて、時に大合唱がわき起こります。ビジターでの試合時には、ロッカーで選手たちの世話をするクラビーがわざわざ選手たちの用具とともにスピーカーも車で運びます。試合前にはラテンバンドのグループが音楽を鳴らしながらロッカー内を行進する日もあったりと、音楽が密接に生活に結びついているラテンアメリカ。大竹投手と松本晴投手もそんな環境を楽しんでおり、12月中旬に帰国する頃には、すっかりラティーノになっているかもしれませんね。