逆襲を誓うプロ入り14度目の春。柴原洋選手は例年以上に鋭い眼差しでキャンプを過ごしてきました。
「ここまではいい感じでもあるし、悪い感じでもあるし……。ボチボチです（笑）。なんとかがんばっていますよ」。

昨季はプロ入り以来最低の37試合出場に終わり、オフには一大決心をして減量に挑戦。昨季まで81kgあった体重を、プロ入り時とほぼ同じの75kgまで絞ってキャンプに臨みました。
「守備もいい感じに動けているし、走塁もスムーズです。でも、それはそれ。オープン戦も始まるし、いい結果を残したい」。

キャンプ第5クール3日目の2月22日（火）は韓国プロ野球の斗山ベアーズとの練習試合に出場。「2番右翼」で先発し、第1打席でセンター前へクリーンヒットを放ちました。持ち味であるシャープなスイングは健在。体の切れ味は、確実に昨季以上です。
「外野手争いは激しい。何とか残って開幕スタメンに入りたい。結果を出すだけです」。
男の生き様を見せるシーズン。今季の柴原選手は大注目です。