2年目の巽真悟投手が悲願の開幕ローテーション入りへ収穫ありの投球を見せました。3月3日（水）のライオンズ戦（ヤフードーム）に先発。5回を投げて2失点とまずまずの結果を残しました。

これまでの練習試合2試合（起亜タイガース戦、新日本石油ENEOS戦）では、計7回無安打無失点と完ぺきだったためにやや見劣りする感は否めませんが、「今までは日本の1軍相手ではないし、いつかは点を取られると思っていました。それよりも今日はストレートで思った以上にファウルを打たせてカウントを稼ぐことができたのが収穫です」と登板後は納得した表情を浮かべていました。

また、初回にはけん制で走者を刺す場面もあり、「立ち上がりは緊張していたのでずいぶん楽になりました。キャンプから細かい練習をしてきたことがつながってよかったです」と、自身の成長にも手応えを感じている様子。
まだまだ先発ローテ争いはし烈ですが、「強く意識はしないけど、緊張感を持ってやっていきたい」と気を引き締めていました。