余韻に浸るというより、弾むように4つのベースを駆け抜けた。「ニヤニヤしないように気をつけていました」と山崎勝己選手。しかし、本当に嬉しい一発でした。
4月16日(金)のイーグルス戦(ヤフードーム)で、山崎選手が今季1号本塁打を含む3安打4打点の大活躍でヒーローになりました。ヤフードームでの本塁打は初体験です。
「まさか入るとは思っていませんでした。思い切ってバットを振った結果です」。
ただ、捕手らしい“読み”を生かした自信のスイングでした。
「前の打席で相手投手が首を振って投げたスライダーをヒットにしました。だから、次の打席は絶対に真っすぐを投げてくると思っていました」。
第1打席の勝ち越し2点二塁打を伏線にしての一発。さらに、第3打席でもしぶとくライト前に適時打を放ちました。秋山幸二監督も「今日は山崎だよ。完ぺきなホームランだったし、ヒットも粘り強い打撃をしていた」と絶賛。さらに、試合を見守った王貞治会長も「今日は山崎デーだな」と大喜びしていました。
過去3シーズンは打率1割台と低迷。「悩み?それはもちろん」と言います。その中で、ここ最近は森本学選手からバットを借りて使用し、それが上手くフィット。さらに、立花義家打撃コーチからは「カブレラのように」と指導を受けて、猫背気味だったフォームから背筋を伸ばしたものへの改良に努めています。
日々の努力が実っての猛打賞。喜びもひとしおですが「まずは守りだと思っています。そして、チームが勝つこと。それを毎日一番に考えています」。この日は守備でも「本調子ではなかった」という杉内俊哉投手を好リードしました。
より信頼される捕手へ。山崎選手は不断の努力を続けていくつもりです。
2010年4月17日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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