【戦評】
終盤に得点を重ねて逆転勝利。巨人との2連戦を連勝しました。
先発の大隣憲司投手はオープン戦2度目の先発でした。前回は5回無失点の好投でしたが、この日は制球に苦しみ常に走者を背負う苦しい投球。それでも粘りを見せて6回を2失点で乗り切りました。「もっと腕を振って、テンポのいい投球しないといけません」と反省しきりでしたが、収穫もありました。129球を投げましたが、ボールのキレやスピードは最後まで衰えませんでした。「キャンプの成果が出ていると思います」。1年目は故障もあってキャンプを完走することができませんでしたが、今春のキャンプは順調に乗り切りました。体力は確実にアップ。悲願の開幕ローテーション入りへ、またひとつアピールしました。
勝利投手になったニコースキー投手は1回3分の2を無失点。1死二、三塁のピンチで登板して、遊直でゲッツーをとるなど好投しました。
打線では松中信彦選手に待望の第1号。さらに柴原洋選手がこの日も2安打を放ち打率は6割1分5厘と好調をキープしています。