豪快な弾道が戻ってきました。田上秀則選手が今季初めてヤフードームで本塁打を放ちました。
7月3日(土)のバファローズ戦(ヤフードーム)。1点を追う3回、バファローズの小松投手の直球を見事に芯でとらえました。「完ぺきでした。打った瞬間に入ったと思いました」と自画自賛の一発でした。今季3号は同点弾。先発の和田毅投手を強力に援護しました。
さらに、7回、1死一、三塁のチャンスでも打席が回ってきました。「ヒットを打ってさらにチャンスを広げたかったけど」、結果は遊ゴロ。最悪のシナリオが頭を過りましたが、激走で一塁はセーフ。「審判の手が広がったのを見たときはメッチャ嬉しかった」と、執念で勝ち越し点をつかみ取りました。
2打点の活躍。さらには和田投手をはじめ3投手を好リードして、チームの連敗ストップに大きく貢献。試合後は今季初のお立ち台に立ちました。「久しぶりだったんで、何を喋ったらいいのか分からなくなった」と苦笑いを浮かべましたが、今季は2度の2軍落ちを経験するなど、地獄の苦しみを味わってきただけに「格別な思いがありました」と感無量の表情も見せていました。
「打撃に関してはまだまだな部分があるけど、状態は確実に良くなっている。でも、キャッチャーなのでチームが勝たないと意味がない。先発投手と一緒にお立ち台に立てるのは最高の喜びです」。
今季の開幕前には全く予期しなかった大きな壁にぶち当たったシーズンになりましたが、田上選手はそれを力強く乗り越えようとしています。昨季のチーム本塁打王が、輝きを取り戻しつつあります。
2010年7月4日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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