
笑顔で練習する川崎選手

先発の杉内投手

試合前に東日本大震災救援の募金活動を行った川崎選手。左後方には桜島が見える
長いシーズンの中の1試合。しかし、今日はホークスにとって、プライドをかけて戦う大事な1試合になります。
4月23日(土)は鹿児島県立鴨池野球場でのマリーンズ戦です。このカードといえば昨季のクライマックス・シリーズファイナルステージを思い出さざるを得ません。レギュラーシーズンでは15勝9敗と勝ち越したにもかかわらず、あと一歩のところで悔し涙にくれました。この屈辱をバネにずっと苦しいトレーニングを行ってきました。その甲斐もあって開幕ダッシュに成功して、現在は首位です。大目標の日本一へ、ここで立ち止まるわけにはいきません。
また、鹿児島でのホークス戦開催は13年ぶり。主催試合となると19年ぶりとなります。鹿児島県姶良市出身の川崎宗則選手は「鹿児島で育ったので、このグラウンドでプレーできるのは嬉しい。鹿児島の空気を吸って、思いっきりボールを追いかけて、今日も楽しみたい。気張るんダ!」と気合を入れていました。
先発する杉内俊哉投手は鹿児島実業高の出身。「高校時代以来13年ぶり。木佐貫(現バファローズ)に投げ勝って、甲子園出場を決めた時以来です。懐かしいし思い出深いですよ。熱い戦いをした思い出がたくさんあります。今日はは、まずはチームが勝つことが大前提。そこで自分の初勝利に繋げられたら嬉しい。たくさんのファンの方が応援してくれるので、杉内成長したなというところを見せたい」と話しました。また、本多雄一選手も鹿児島実業高の出身です。「球場に入って鳥肌が立ったというか、(体が)浮いてるような感じでした(笑)。自分の出来ることを全部出し切るプレーをしたい」と意気込みを語りました。
そして、小久保裕紀選手が出場選手登録をされました。主将の復帰で、チームはますます盛り上がっています。
2011年4月23日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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