


平成生まれの新星だ。5月10日(火)のバファローズ戦(ヤフードーム)、プロ4年目の中村晃選手がプロ初スタメンでヒーローになりました。
何もかもが初づくし。その見せ場は2回裏でした。1死三塁で第1打席。ヤフードームでの1軍初打席でしたが、「緊張するかなと思っていましたが、意外に冷静な自分がいた」と149キロの直球にも力負けせず、巧みなバットコントロールでレフト前へタイムリーヒット。プロ初安打で初打点をマークしました。
まだこれで終わりません。その後二塁に進塁すると、相手の隙を見逃さずに三塁へプロ初盗塁に成功。そして川崎宗則選手のタイムリーでホームに生還し、初得点もマークしました。 「打った後の塁上でちょっと緊張しました(笑)。ベンチに戻ったら『もっと喜べ!』と言われましたが、そういう顔なだけで、すごく嬉しかったです」
勢いは止まらず、4回裏にはライト前ヒットを放ち、二盗にも成功。8回裏には内野安打で3安打猛打賞を記録しました。
試合後はもちろん初めてのお立ち台です。「そういう顔」と語る中村選手は、普段口数が多いタイプではありません。それを知っている川崎選手はお立ち台へ向かう後輩へ、「アキラ! ボソボソ喋んな! ハキハキな! 困ったら、『チェスト!』って言え(笑)」と笑顔で送り出しました。
その言葉もあってか、とても堂々としたお立ち台。スタンド全体に初お披露目の声がしっかりと届いていました。
大役を終えてベンチ裏に戻ってきても、興奮が収まらない様子。
「1軍ってスゴイっすね! これを味わったら、ずっと居たいという気持ちがますます強くなりました」
1週間前のプロ初昇格からあっという間にヒーローの座を掴んだ21歳。ただ、彼のスター性は入団時から評価が高く、ルーキーの時に打撃を担当していた宮地克彦コーチ(現・ライオンズ2軍コーチ)は「平成生まれで最初に2000本安打を打つのはオマエだ。天才的な打撃センスがある」と何度も真剣な表情で言っていました。
これがプロ野球選手としての本当のスタート。またこの快感を味わうために、より一層野球に精進するでしょう。
チームもファンも待ち望んでいた新しい風が、ホークスをますます加速させるはずです。
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