

先日入団したブラゾバン投手とバリオス投手が2軍戦で初登板。8月6日(土)のバファローズ戦(下関)でともに中継ぎでマウンドに上がりました。
先に登板したのはブラゾバン投手。4回の1イニングを投げて2三振を奪い見事3者凡退。最速147キロをマークした直球には重みがあり、スライダーも外角にきっちり決まっていました。
登板後のブラゾバン投手は「すべて良かった。体調も良かったしね」と満足の表情。緊張は?という問いにも「ノー、ノー。投げられる幸せを感じてマウンドに立っていたよ」と笑顔を浮かべていました。小川一夫2軍監督は「まだ全部の球種を投げていないが、しっかり抑えてくれた。1軍のブルペン陣に入っていけるものは示してくれたのではないか」と評価しました。
続いて5回から登板したバリオス投手は快速球を披露しました。マウンドに上がった直後の1球目に151キロをマーク。最初の回を3者三振に仕留めると、2イニング目は先頭打者に四球を与えながらもその後3人をきっちり抑える落ち着いた投球も見せて、2回零封と好投しました。直球の最速は152キロでした。「すごく気持ちよく投げることができました。満足しています。(152キロについて)これまでの自己最速は150キロでした。次回の登板でも同じように投げられたらいい」と口元を緩ませました。小川2軍監督も「初めは3軍で育成することも考えたが、その必要はなさそうだ。彼は基本的に先発タイプ。次の(時代の)先発ローテに入れる素材だと思う」とこちらも好評価。両投手ともに上々の初登板を果たしました。
また、小川2軍監督は「次はドームで投げさせるつもり」と、9日(火)のドラゴンズ戦(ヤフードーム、10:10開始)での登板を示唆しました。
2011年8月7日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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