練習試合vs斗山ベアーズ
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2月28日(火)宮崎アイビースタジアムでは、春季キャンプ最後の対外試合となる、ホークスA組 対 韓国・斗山ベアーズ戦が行われました。
ホークス先発は、メジャー通算119勝のブラッド・ペニー投手。
ペニー選手は、初の対外試合登板とあってホークスの選手もそのピッチングに興味津々。先頭打者から連続安打を許すと、内野ゴロの間にそれぞれ進塁し2・3塁。次打者は打ちとった打球だったのですが、バックホームがそれて2失点。しかし、さすがのメジャー12年の選手、まったく動揺することもなく後続の2打者を内野ゴロに仕留めると、当初予定の1イニングを終了しました。
ペニー投手の成績は、1イニング打者6人と対戦し2安打。エラーが絡み2失点となりましたが、相手バッターが思わず腰を引くような、スピンの掛かった変化球を内外にコントロールし、時には146km/hのストレートを披露するなど、メジャー最多勝投手の片鱗をしっかりと見せつけました。
「マウンドは気温も低かったし、確認したいポイントがあったからね」と、降板後はブルペンでピッチング練習を行うなど、調整はまずまずの進捗のようです。
一方、打撃陣では初回の攻撃に「2012型ホークス」がしっかりと現れました。
1回裏、先頭バッターの本多雄一選手が初球をセンター前ヒット。2番・福田秀平選手は三振に倒れますが、3番・内川聖一選手のクリーンヒットの間に本多選手が足を生かして1・3塁。チャンスの場面で、4番・ペーニャ選手と5番・松田宣浩選手の連続タイムリーで2得点を叩き出します。
足を使ったスモールベースボールでチャンスメイクし長距離砲が得点につなげる、2012年のホークスの攻撃パターンの一つが垣間見えました。
松田選手のセンター前タイムリーの間に1塁走者ペーニャ選手が3塁へ到達するなど、見かけによらぬ素早い走塁を見せます。「僕は体が大きいから走れないなんて思われてるのかな?パワフルな打撃と積極的な走塁が僕のポリシーなんだよ!」と笑顔で語っていたペーニャ選手が、今日もベンチを沸かせていました。
また、明石健志選手も初回にタイムリーを放ち打撃好調。守備でもいい動きを見せており、遊撃手争いで連日の猛アピールを見せました。
試合は、5回表終了時点で降雨のため終了。
明日はA組キャンプ最終日。A組選手は午前中で練習を終え、午後から帰福の予定です。
2012年2月28日掲載
井上 勲(ホークスオフィシャルメディア)
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