2012/08/12 (日)
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決勝打の内川選手。数字よりも勝利――の思いを語る

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ヒーローインタビュー
大隣投手、内川選手

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ヒットを量産する「打ち出の小槌」のようなバットスイングが戻ってきた。8月11日(土)のイーグルス戦(ヤフードーム)は2対1の逆転勝利。決勝タイムリーを放ったのは内川聖一選手でした。

5回表に先制を許すも直後に同点に追いつき、迎えた6回裏。四球で出塁した本多雄一選手が通算250盗塁となる二盗を決めて1死二塁で打席が回ってきました。「本多選手が250個目の盗塁を決めたことだし、何とかホームに還そうと思って打席に入りました」。0ボール2ストライクから積極的に打ちに行った打球は良い当たりではありませんでしたが、二塁のアンツーカ部分でバウンドが変わりセンターへ抜ける幸運なヒット。「ツキがありました」と思わず照れ笑いを浮かべました。

8月になり絶好調の内川選手。月間打率は.412をマークし、この日で早くも月間4度目の複数安打(うち3度が3安打)を記録しました。今季打率も7月終了時点.264でしたが、現在は.277まで浮上してきました。ヒットマンの証である「3割」へ大接近中です。しかし、内川選手のその話を向けると、少し迷いながら「難しい表現ですけど、3割に興味はないです」といいます。

「3割を打って自分だけが満足してシーズンを終わるよりも、最後は優勝してみんなで喜びを分かち合う方が嬉しい。それを昨年実感しましたしね。だから今日のような勝利につながるヒットが一番うれしい。もちろん、たくさんヒットを打って、3割に近づくほどチームも勝利に近づくことができると思う。だけど、それは結果。個人成績で納得するのではなく、チームの結果で納得して(シーズンを)終えたい」

また、先発した大隣憲司投手が7回1失点の力投で今季10勝目をマーク。自身4年ぶりの2ケタ勝利に到達しました。しかし、試合後は喜びの表情を浮かべつつも、「4年ぶりといわず、もっと2ケタを勝たないといけない立場だった。10勝目を挙げたが、これからもどんどん勝っていきたい」と口元を引き締めなおしました。さらに、自身5連勝中と絶好調。「もっと連勝を伸ばして、最後は優勝したい」とお立ち台ではヤフードームのスタンドを埋めたファンの皆さんに熱く誓いました。

2012年8月12日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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