
ヒーローインタビュー
攝津投手、多村選手

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VVグリーンで「獅子倒」だ!大事なライオンズとの3連戦、初戦の9月17日(月・祝)を2対1で制しました。首位とは3.5差のままですが、2位ライオンズとの差は「2」に縮めました。
緑に染まったスタンドが沸いたのは2回裏でした。多村仁志選手が先制となる4号2ランをセンターバックスクリーン左へ叩き込みました。「打ったのはストレート。高めに来たと判断してバットを被せて打った結果、打球が上がってくれました」。多村選手ならではの飛距離。「外野は越えると思ったが、入るとは思わなかった。ファンの皆様の声援のおかげです」と笑顔を浮かべました。
その得点を守りきる熱投を見せたのが攝津正投手です。ずっと「好調」を口にしてきた右腕も、この日ばかりは「調子が良くなかった」と苦しい投球でしたが、それでも「投げる試合は全部勝つ」という強い気持ちが上回りました。走者を許しながらも我慢の投球。1点リードの7回には先頭打者にヒットを許して1死二塁のピンチを背負いましたが、後続2人を連続三振に仕留めました。「常に冷静」の攝津投手も、チェンジの際には気合の雄叫び。しかし、お立ち台でそれに触れられると「え?たまたまです」と照れ笑いをしていました。攝津投手は16勝目をマーク。最多勝のタイトルにまた一歩近づきました。
この日は台風16号の影響で開催が危ぶまれましたが、33,788人の大観衆が来場されました。また、ホークスナインも午前5時起きで移動する強行スケジュール。苦難を乗り越えての貴重な1勝です。しかし、まだ1勝。一戦必勝の試合はまだまだ続きます。
「獅子倒」から始まる逆転Vへのストーリーは、まだ動き出したばかりです。
2012年9月18日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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