
実戦復帰で打席に立つ松田選手

守備でもハツラツとした動きを披露
右手骨折のためリハビリを行っていた松田宣浩選手が、9月25日(火)のウエスタン・リーグ公式戦のタイガース戦(雁の巣)で実戦復帰を果たしました。
松田選手は8月1日のイーグルス戦(秋田)で右手に死球を受けて、右第4中手骨骨折と診断されました。当初は全治3か月ともいわれましたが、「早く復帰したい。意地もある」と根気強いリハビリを経て、当初の見込みを大幅に上回る復帰となりました。
この日は「9番三塁手」でスタメン出場。打席は1打席のみで、「今日はボールを見るだけ」と一度もバットを振ることなくフルカウントからフォアボールを選びました。一塁へ行くと、次打者の初球ですかさず盗塁を敢行。形はランエンドヒットなり、二ゴロとなった打球でゲッツーを阻止しました。また、守備機会も一度のみでしたが、無難にサードゴロをさばきました。
試合後、松田選手は「5イニングの出場でしっかり守れたことが良かった。打席ではバットを振らなかったが、ボールが速く見えることはなかったし、練習では初めてマシン打撃もした。自分の感覚としては大丈夫。あとはピッチャーの球を打つだけ」と話し、「やっぱり2カ月(復帰までの期間)は長かった。久しぶりにユニフォームを着て、みんなで野球をやるのが楽しかった。一日も早く一軍のみんなとプレーしたい。復帰してチームのプラスになりたいです」と力強く語りました。
2012年9月25日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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