


コモエスタス、トドビエン!
今この「カリブ海便り」を自分の部屋でのんびりした優雅な気分で書き上げています。
カリブ海の波の音を聴きながら、そしてジャズの曲を流し、プエルトリコで有名な「ラム&コーク(ラム酒とコーラのカクテル)」を飲みながら、そして日本から持参の「あたりめ」をつまんでと・・・つまみだけちょっと雰囲気違うって?・・・いいんです。好きだから(笑)。
さて、この「武者修行」、いきなりの洗礼は福岡からの移動で始まりました。
自宅を出て、プエルトリコの宿舎(アパート)に着いたのは、なんと!30時間後でした。
長距離移動、海外渡航と慣れている僕でさえ、さすがにこたえました(笑)。
『ケイジ』は海外経験があってもキツイを連発し、『ニホ』と『カヤマ』に至っては、韓国以外の海外経験はなく、長距離のフライト、時差の経験はもちろんなく、「シンジラ~レナ~イ」感じで宇宙旅行にでも行ってる気分だったでしょう(笑)。
そして到着してからはこちらで何度もお世話になるであろう夕食の名物「チュラスコ(ステーキ)」を紹介し、チーム合流に備えました。
今年は昨年まで2年続けて所属していたチームと変わり、「マナティ」というチームに所属となり、合流初日、開幕まで約1週間を控えたチーム練習に参加しました。
僕は昨年までチームメイトだった選手が何人かいて、挨拶を交わしたりしてすぐに溶け込みましたが、さすがに選手たち(3人)は少し緊張気味でした。
それもそう、言葉の通じない相手ばかり、ほとんどが体格ゴツイ!、筋肉スゲェー!、タトゥーいっぱい!で(笑)、日本での周りの環境と一変して、逆に日本に来る外国人選手の気持ちが分かったことでしょう(笑)。
3人の様子はというと、
『ケイジ』は、昨年のオーストラリア・ウインターリーグでの経験が活き、すぐに外国人選手とコミュニケーションが取れていました。(さすがやな!)
『ニホ』は、3人の中では最年少ながら落ち着きがあり、英語は全く分からないと言っていたのに、何とか通じている様子。(もしかしてテスト勉強してないと言いつつ、実はめっちゃしてるタイプ?(僕です)(笑))
『カヤマ』は、時差ボケで「眠たい」を連発し、挙句には「あくびしすぎてアゴ痛」を発症したり(笑)、ユニホームが大きすぎて「バスケット選手みたいな着こなしやな」とツッコまれたりして、独特のキャラを醸し出してくれています。(こっちでのイジられ役決定やな!)
と、こんな感じでチームに合流し、シーズン開幕に向け調整していきました。
そして、いよいよ開幕、「勝負」の始まりを迎えるのでした。
つづく