
ヒーローインタビュー

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【4月11日(木) ホークス7×―6バファローズ ヤフオクドーム】 午後10時45分から始まったヒーローインタビュー。4時間43分の大激闘にケリをつけたのは4番に座って2試合目の松田宣浩選手でした。
6対6で迎えた延長11回裏、1死走者なし。内角直球を鋭く振り抜くと「打った瞬間に行ったと思った。(打球は)切れないと思いました」。言葉どおり、レフトポールに直撃する今季第3号のサヨナラ本塁打となりました。
「ただ、自分で決める意識はなかった。繋ごうと思っていました」。開幕時は6番打者。その後5番、そして4番と打順が変わっても意識の変化はないと言います。「つなぐ」。それが無駄な力をなくし、得点圏打率.500という数字に繋がっているのです。
「それに大学の後輩でもある東浜の負けも消したかった」
先発マウンドに立ったのはルーキーの東浜巨投手。記念すべきプロデビューでしたが、初回にいきなりの5失点。「自分を操れていなかった」。その後持ち直したものの、3回3分の1で106球を費やして、7安打6失点(自責1)と悔しい登板になりました。
それでも後続の6投手が好投。なかでも3番手の千賀滉大投手は2回をパーフェクト4奪三振の会心のピッチング。自己最速を更新する155キロもマークしました。千賀投手は4月4試合に登板して計6回を完全に抑えています。20歳の若鷹が強烈なアピールを続けています。
そして、打撃陣もラヘア選手の2打席連続本塁打や柳田悠岐選手の左中間への特大同点2ランなどで見事ビハインドを追いつきました。
サヨナラで試合を決めた松田選手。お立ち台の最後は、もちろん今シーズンも「ワン、ツー、スリー、マーッチ!」の掛け声。最後まで残って応援してくれたファンの皆様とともに拳を高々と突き上げました。
2013年4月12日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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