2013/04/22 (月)
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南海ホークス復活の3日間「OSAKA CLASSIC 2013」を「超!」密着レポ!

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4月19日
OSAKA CLASSIC 2013

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4月20日 OSAKA CLASSIC 2013

※iPhone/iPadにての動画視聴に時間を要しておりますので、あらかじめご了承ください

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4月19日(金)から21日(日)までの3連戦、福岡ソフトバンクホークスはかつての「南海ホークス」に姿を変え、本拠地・大阪に里帰りをしてきました。

選手たちは1984年から南海ホークス最終年となる1988年までのユニフォームを着用。双肩・袖口に入った2本の力強い南海グリーンのラインやHawksマークの左下に入れられた「胸番号」が印象的なデザインです。5年前にも「福岡移転20周年&球団創設70周年」の一環で南海ユニフォームを復刻しましたが、当時は1959年から1968年まで着用したモデルで今回とは違うタイプでした。

京セラドームのスタンドも三塁側を中心に、南海ホークス復刻グッズを身につけたファンの皆様が多く見られ、「南海グリーン」で熱い声援を送っていただきました。

そして、一塁側は赤一色。対するオリックスバファローズも1980年代の「近鉄バファローズ」にタイムスリップ。この3連戦は南海ホークスと近鉄バファローズによる、サッカー的表現でいえば「大阪ダービー」で互いのプライドをかけた戦いを繰り広げたのです。

ホークスは見事、この3連戦を2勝1敗と勝ち越しました。初戦はエース攝津正投手の力投と、打線が序盤に内川聖一選手、松田宣浩選手、ラヘア選手の中軸3人で得点を重ねて4対2で快勝。2戦目は1対6で敗れましたが、3戦目は9対1で圧勝しました。

初戦の8回表にリリーフ登板して1回無失点と好投した岩嵜翔投手は、ホークス伝統のエースナンバー「21」を継承する右腕。「南海ホークス時代は生まれる前(1989年生まれ)だからぴんと来ない」と苦笑いしつつも、大阪のファンの皆様が「21」の快投を楽しみにしていたという言葉には敏感に反応し「偉大な先輩方がつけてきた番号。同じユニフォームを着ることが出来たのは嬉しいし、良い投球が出来て良かったです」と満面の笑みを浮かべました。

また、試合前にはお互いがユニフォームを見せ合う姿も。内川選手は自ら「俺、けっこう似合うな~」と自慢げ(?)。長谷川勇也選手は母校の専修大学のチームカラーが緑だったこともあり「懐かしいですね」と話していました。そして、誰よりも懐かしさをかみしめていたのが藤本博史打撃コーチ。まさに復刻ユニフォームのこの時代、1985年に一軍デビューして若手として奮闘していた頃でした。「あの時はスパイクも緑色だったんだよ。ええやん、このユニフォーム。カッコいいやろ」と誇らしげでした。

球場の外でも数々のイベントが行われ、なかでも両球団OBによるトークショーが大盛り上がりでした。初日の19日(金)には両球団に在籍した山本和範氏が登場し、軽快なトークで爆笑の連続。「ホークスとバファローズは永遠です!」と高らかに宣言しました。20日(土)には南海ホークスで主砲として3度の本塁打王に輝いた門田博光氏。21日(日)には近鉄バファローズで活躍し、のちにメジャーリーガーにもなった吉井理人氏がステージに上がりました。

ノスタルジックな3日間で原点回帰したかのように、打線のつながりも出てきたホークス。23日(火)からはまた福岡ソフトバンクホークスに戻り、本拠地ヤフオクドームでファイターズとの3連戦に臨みます。

2013年4月22日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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