史上初の交流戦“3連覇”を果たしました。
大混戦となった今年の交流戦でしたが、18日(日)のカープ戦(マツダスタジアム)に勝利し、戦績12勝6敗、勝率.667として今年の12球団最高勝率を決めました。ホークスの交流戦1位は3年連続7度目です。
セ6球団との対戦ではジャイアンツ以外の5球団に勝ち越し。スワローズ戦では3戦全勝を決めました。
投手ではバンデンハーク投手が3勝0敗の好成績。石川柊太投手と松本裕樹投手はプロ初勝利を飾り、先発陣の中で奮闘しました。守護神のサファテ投手は5セーブをマークしました。
野手では柳田悠岐選手が好調でした。打率.338、7本塁打、23打点はいずれもチームトップの成績を残しました。工藤公康監督は「みんながよくやってくれました。3連覇は、選手が一試合一試合を大事に戦ってくれたから。チームの目標は常にカードで勝ち越すこと。その中でしっかり頑張ってくれた」と激闘を繰り広げてきた選手をたたえ、さらに「スコアラーやコーチの分析のおかげもあって、いいピッチング、いいバッティングが出来たと思います。故障者もいて苦しい戦いであっても、みんなが強い気持ちを持って、いつも以上の力を出してくれた」と喜びの表情で話しました。
2017年6月18日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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