2017/10/21 (土)
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【直前】勝って王手だ!内川選手4連発あるか

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【10月21日(土)ファイナル第4戦 ホークス×イーグルス ヤフオクドーム】

昨夜の劇的な勝利で雰囲気がガラリと変わりました。

まずは第3戦を振り返ります。同点の8回裏、決勝の勝ち越し2ランホームランを放ったのは中村晃選手でした。「とにかくホッとしました」。2戦目までは不振でバント失敗もあり、「責任を感じていた」と言います。

貴重な場面で飛び出した会心の一発でも、ニコリと笑うこともなくベースを一周し、チームメイトに手荒い祝福を受けながらハイタッチを繰り返すときも鬼の形相のままでした。「それまでの2試合を思えば、笑っている場合じゃないなと」。

しかし、チームメイトは満面の笑み。そして、スタンドからは大歓声が沸き起こり、守備に就く際には感極まった表情も見せていました。

「ただ、あの大歓声はすごかった。チームのみんな、ファンの皆さんが喜んでくれた。仲間がたくさんいるんだと、改めて実感しました」

また、お立ち台には立ちませんでしたが、城所龍磨選手の2本の二塁打とセンター守備での超ファインプレーはベンチのムードを一気に盛り上げました。リリーフ陣も大健闘。

さあ、連勝で王手をかけたい第4戦です。

先発投手はバンデンハーク投手。今季自身初2桁となる13勝をマークした右腕です。CS前の調整期間に行われた紅白戦では6回途中までを投げて打者16人をパーフェクトに抑える快投を見せました。「準備はもちろん出来ている。集中して低めに投げて、ストライク先行で行って、自分の投球をしたい」と意気込みを口にしていました。

打線は相手先発の岸投手と対します。誰が攻略一番手となるか。シーズン中の相性では明石健志選手が12打数4安打で打率.333をマーク。また、松田宣浩選手は.294で、放った5安打のうち3本が本塁打です。ここまで3試合連続本塁打と絶好調モードが止まらない内川聖一選手も含め、彼らがカギを握ることになるでしょう。

2017年10月21日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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