2017/11/09 (木)
選手

ゴールデングラブ賞に4選手! 甲斐選手が初

2017年シーズンの守備のスペシャリストに贈られる「第46回三井ゴールデングラブ賞」の受賞選手が11月9日(木)に発表され、パ・リーグ捕手部門で甲斐拓也選手、同三塁手部門で松田宣浩選手、同遊撃手部門で今宮健太選手、同外野手部門で柳田悠岐選手が選出されました。

甲斐選手は初受賞。松田選手は5年連続6回目。今宮選手は5年連続5回目。柳田選手は2年ぶり3回目の受賞となりました。

4選手の選出は12球団最多となりました。

甲斐選手は「甲斐バズーカ―」の異名をとる強肩で、今季の球界で大きな話題をさらいました。盗塁阻止率.324はリーグ3位でしたが、盗塁企画数はシーズン後半になるほど減っていき、存在感だけで抑止力になるほどでした。

松田選手は今季で3年連続フル出場を果たし、三塁手としての守備率.967はこちらも3年続けてのリーグ1位を記録しました。強肩を生かした鋭いスローイングでチームを何度も助けました。

今宮選手は身体能力の高さを生かしたスーパープレーが持ち味。特に肩が強く、三遊間の深いゴロをアウトにするバランスの良さと送球の正確性は球界随一です。守備率.988は2年連続でリーグトップでした。

柳田選手は俊足を生かした広い守備範囲と強肩でチームを何度も助けました。補殺6はリーグ3位タイでしたが、数字に残らない印象深い好守備がたくさん見られました。

以下、選手コメント。

甲斐拓也 選手(初受賞)

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何と言ったらいいか…まさか自分がという気持ちです。まだ目標にもできないと思っていた賞を受賞することができ、ただただ驚いています。一年間がむしゃらに頑張ってきましたが、最高のご褒美ですね。試合に使って頂いた監督やコーチ、支えてくれた先輩やスタッフの皆さんに感謝です。

今宮健太 選手(5年連続5回目)

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目標のひとつとしていた賞を頂き、本当に嬉しく光栄に思っています。5年連続ですが、今季の自分の守備を振り返ると、技術的に今回が最も自分でも納得でき、自信を持って受賞できます。来年以降も続けて獲得できるよう、これからも技術を磨いていきたいと思います。

松田宣浩 選手(5年連続6回目)

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日本一を達成することもできましたし、個人としてもこのような賞を受賞することができ、喜びもひとしおです。練習や試合で、守備への意識を高く持ち続けたことが受賞に繋がったと思っています。続けて獲得していくことで価値がさらに高まる賞だと思いますので、これからも守備も熱男で頑張っていきたいです。

柳田悠岐 選手(2年ぶり3回目)

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たくさんの外野の名手の中から選んで頂き、本当にすごく光栄です。でも、まだまだ、もっともっと上手くなりたいし、そうならないといけません。これからも、監督・コーチ、先輩方のアドバイスを受けながらしっかり練習して、バリ上手くなっていきたいです。

2017年11月9日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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