2月4日(日)、今キャンプ最初の日曜日は、前日を上回る21,800人が生目の杜運動公園に来場しました。
前日までより気温がグッと下がり、冷え込みが厳しかったためにウォーミングアップは室内となりましたが、その後はA組もB組も球場で練習を無事に行いました。A組の守備練習ではこのキャンプ初めて本格的な投内連係がメニューに組まれました。次クールにはシートノックなども始まる見込みで、実戦に向けた準備が少しずつ進んでいます。
また、この日注目したのは岩嵜翔投手。昨年は球団記録を塗り替える72試合登板、リーグ最多の46ホールドポイントをマークしてリーグ優勝と日本一に大きく貢献しました。
「目標は2年連続の最優秀中継ぎ投手賞です。登板数は…チーム事情によるので」
オフのトレーニングではさらなる「強さ」を求めて体重増にチャレンジ。「人生で一番重たい89キロまで増えました」と納得顔です。
この日はブルペンで41球を投じ、「出力は上がっていると思います。もっと上半身と下半身のバランスがあってきたらいい球が投げられると思うので、すごく楽しみです」と手応えもばっちりです。
「若い頃はなかなか体重が増えずに苦労しましたが、30歳が近づくと体質が変わってくる。それほど減ることがなくなりました。今でも夕食の後に夜食をとる工夫をしていますが、気をつけながらやっています」
ちょっと走るのがつらくなったと苦笑いを浮かべながらも、2日の12分間走は2900メートルを走り切って合格。今季11年目の右腕は充実の宮崎キャンプを過ごしています。
また、5日(月)はキャンプ休日です。
気温6℃ 晴 来場21,800人
2018年2月4日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)