2018/02/15 (木)
選手

柳田選手が18年第1号アーチ「始まったな」

2月15日(木)、宮崎春季キャンプは第4クールに突入しました。今クールからは紅白戦も始まり、キャンプも後半となります。

この日のA組ではシート打撃が行われました。昼前から雨が降り出すあいにくの天候でしたが、その空に豪快な打球を打ち上げたのが柳田悠岐選手でした。石川柊太投手から二塁打を放った後、若手サウスポーの笠谷俊介投手のストレートを強振した打球は左中間スタンドへ飛び込んでいく「今年1号」のホームランとなりました。

「初めて(本塁打を)打てたんで、やっと始まったなという感じです。打った瞬間にホームランだと思いました。笠谷からは前に三振をしていたので打てて良かったです」とにやり。いずれも左翼方向へ流し打った打球でしたが、「意識したわけではない。考えているのはいいスイングをするということ。(投球の)コースなりに打って飛んで行った」と振り返りました。今の状態について問われると「去年を考えればマシかな」。過去2年は怪我の影響でB組でのキャンプでした。「でも、まだまだという風に思っています。実戦が増えてくるし、もっといい感覚を掴めるようにしていきたい」と意欲を燃やしていました。

また、東浜巨投手がシート打撃に初登板し、打者7人に対して1安打のみの好投。松田宣浩選手と内川聖一選手とも対戦して、いずれもセンターフライに打ち取りました。それでも東浜投手の中ではまだ課題があるようで「手応えは全然ない。というか、自分の現状を知るというテーマで投げていました。まだまだ修正するところはありますね」と話し、マウンドを降りた後もブルペンに直行して投球を確認していました。

B組は社会人のパナソニックと対戦。若鷹たちの今季初対外試合は2対4で敗れました。A組からも江川智晃選手や塚田正義選手、野澤佑斗投手、九鬼隆平選手が参加しました。

2018年2月15日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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