4年ぶりに大分で主催されたホークスのオープン戦。地元出身勢が活躍しスタンドを大いに沸かせた。
「1番ショート」で出場した今宮健太選手(明豊高校出身)は4打数2安打。「8番キャッチャー」の甲斐拓也選手(楊志館高校出身)は2本のタイムリーに加えて長打も放ち、3打数3安打2打点とテーマにしている打撃面での成長を故郷で大いにアピールした。
そして11日の北九州で1軍初出場初ヒットを記録していた川瀬晃選手(大分商業高校出身)は「9番ファースト」でスタメン。第2打席で投手強襲ヒットを放ち、自身も嬉しい活躍を見せた。
また、投手では笠谷俊介投手(大分商業高校出身)が2回を投げて2失点したものの、巨人打線でこの日一番当たっていた田中俊選手から空振り三振を奪うなど、切れ味鋭いボールをめいっぱい投げ込んだ。
試合は、4番に座った柳田悠岐選手の2本のタイムリーや本多雄一選手のオープン戦2号本塁打などで14安打7得点。打線に元気が戻ってきた。しかし、8回に4点リードをひっくり返されて逆転負けを喫した。先発した東浜巨投手はオープン戦初登板。4回3安打1失点の内容だった。
2018年3月14日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)