2018/05/28 (月)
選手

交流戦へ、工藤監督「勢いをつけて、貯金を」

5月29日(火)に開幕する「日本生命セ・パ交流戦2018」に先駆けて、工藤公康監督が意気込みなどを語りました。

12球団ナンバーワンの交流戦巧者といえばホークスです。昨年は12勝6敗、勝率.667で3年連続7度目の最高勝率1位に輝きました。過去13年での通算成績は192勝114敗12分。もちろん勝利数も勝率.628も12球団トップです。

工藤監督はまずここまでの戦いを振り返り、「シーズンの初めから怪我人が多く出て、復帰まで時間がかかる選手もいる中、勝率5割(23勝23敗)で戦ってきた。100%じゃないけど、満足しているところもあります」と話しました。

交流戦での戦いのポイントについては「同じですが、1つ1つ戦っていくのが大事になります。セ・リーグとの対戦でいつもと相手が違うし、投手が打席に立つこともありますが、しっかりと戦っていくこと。その中で新しい戦力が出てくることを期待します」。その中で一昨年の交流戦でMVPに輝いた城所龍磨選手の名前を挙げました。また、昨季も石川柊太投手が初先発初勝利を飾って現在の活躍に続いています。若手では松本裕樹投手の台頭もありました。

また、ホークスが交流戦で強さを発揮するワケについては「多く戦う相手ではないので相手の全体を把握することは難しいが、スコアラーの皆さんがデータを集めてくれて。パ・リーグならばこの投手に近いとかしっかりデータ収集をしてくれている。それが良い結果に繋がっていると思う」と話しました。

「交流戦はずっと勝ち続けているので、勢いをつけて、貯金を作れるようにみんなで力を合わせていきたい」

上昇気流に舞う鷹へ、期待の大きい3週間の戦いが始まります。



2018年5月28日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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