2018/10/14 (日)
選手

柳田選手が首位打者など2冠!森投手はセーブ王

10月13日(土)、今季のパ・リーグレギュラーシーズンの全日程が終了しました。
個人タイトルが確定し、柳田悠岐選手が首位打者、最高出塁率の打撃2冠を獲得。さらに森唯斗投手が最多セーブ投手賞に輝きました。

柳田選手は打率.352、出塁率.431をマークしました。首位打者は2015年に続いて2度目です。柳田選手は「オフからやって来たことが結果に繋がってくれたのは嬉しい。打率に関してはいい数字を残せたと思います」と振り返りました。「正直こだわりはなかった」という打率でしたが、今シーズンは調子の波が非常に少なく、月間打率が3割を下回ったのは6月の1度だけでした。「自分としては春先もあまり打てていなかったと思う。ただ、自主トレからしっかり打ってきた。投げてくれた(チーム打撃投手の)濱涯さんと(松本)アキラさんのおかげです」と話しました。

最高出塁率は4年連続の受賞です。それでも「たまたまじゃないですか」とにやり。「自分の中では我慢して四球をとったという感じじゃない。打てる球を打つ、打てない球は見逃すというのは以前からやっています」と振り返りました。

森投手は、サファテ投手が4月に戦列を離れてから抑えを任されました。後半戦は特に安定感抜群の投球を見せて、「代魔神」から守護神へと頼もしさをどんどん増していきました。「オールスターで投げた時に、力を抜いた状態から入れる投げ方を試して、打者の反応が僕の中ではよかった。それを後半戦も続けました」。8月は13試合登板で8セーブ、防御率1.54。9月は11試合で10セーブ、防御率0.87と終盤戦の疲れなど全く感じさせない投球を見せました。

「ここまで出来るとは思っていなかった。自信になる。デニス(サファテ投手)は会ったら『おめでとう』と言ってくれると思う。プレゼントもくれると言っていたので楽しみにしたいです」と話しました。

2018年10月14日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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