2018/11/03 (土)
選手

【直前】今夜決まるか!工藤監督「この1戦に」

11月3日(土・祝) SMBC日本シリーズ2018 第6戦 マツダスタジアム

「もう1頂!」までもう1勝。

ついに2年連続日本一に王手をかけて、第6戦は再び広島・マツダスタジアムに舞台を移して行われます。

工藤公康監督は「早く決めたいという気持ちはあるけど、第6戦からはマツダスタジアムになる。あの熱気をしっかり受け止めて戦わなければならない。何かをきっかけに広島を勢いづけることになるかもしれないし、まずはこの1戦に懸ける思いで戦いたい」と3連勝中でも気を引き締め直すように話しました。現役時代に11度、監督としても昨年までに2度の日本一に立っており、短期決戦の戦いは熟知しています。「何か1つのことで流れが変わってしまう」。最後の最後まで目の前の試合、そして1球に集中して戦い抜きます。

第6戦の先発投手はバンデンハーク投手です。中5日でのマウンドになります。前回登板では5回5失点と悔しい結果になりましたが、球の威力や制球力など投球内容は文句なしでした。「シーズンの終わりからどんどん良くなっているところ。フォームのバランスもいい」と自信をのぞかせます。ビジターの独特な雰囲気の中での登板ですが、「広島は凄いファンで、みんな野球を楽しんでいる。素晴らしいファンだ。ただ、その雰囲気を経験しているのはプラスに働くと思っている」と登板前日の練習では笑顔交じりで話していました。

打線では、待望の日本シリーズ初本塁打が劇的なサヨナラの一発となった柳田悠岐選手への期待がやはり高まります。「バットの先っぽだったので折れていた。バットを折ってホームランなんて初めて」とやっぱりギータはどこまでも規格外の野球選手です。

第4戦で先制&決勝アーチを放った上林誠知選手や復調気配の中村晃選手の打撃も楽しみなところ。内川聖一選手や松田宣浩選手、長谷川勇也選手のベテラン勢の意地の一打にも期待大です。

また、ヤフオクドームでは、「SMBC日本シリーズ2018」第6戦のパブリックビューイングが開催されます。来場者先着5,000名様に「鷹の祭典2018レプリカユニフォーム」をプレゼント。2年連続日本一がかかる大事な一戦を、ヤフオクドームにてみんなで熱く観戦を。

2018年11月3日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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