2018年シーズンの守備のスペシャリストに贈られる「第47回三井ゴールデングラブ賞」の受賞選手が11月8日(木)に発表され、パ・リーグ捕手部門で甲斐拓也選手、同三塁手部門で松田宣浩選手、同外野手部門で柳田悠岐選手が選出されました。
甲斐選手は2年連続2度目。松田選手は6年連続7回目。柳田選手は2年連続4回目の受賞となりました。
また、3選手の選出はパ・リーグ最多でした。
甲斐選手は「甲斐キャノン」の異名が今や全国区となりました。盗塁阻止率.447で12球団ダントツ1位を記録。昨年の.324から大きく飛躍を遂げました。さらに日本シリーズでの6連続盗塁阻止の新記録を樹立したのも記憶に新しいところです。
松田選手は守備率.978がリーグ1位。4年続けて一番上に名前を残したことが大きく評価されました。強肩を生かした鋭いスローイングでもチームを何度も助けました。
柳田選手も俊足を生かした広い守備範囲と強肩でチームを何度も助けました。補殺8は、10を記録した上林誠知選手に次いでリーグ2位の記録でした。
以下、選手コメント。
「獲れるとは思っていなかったので、本当に驚いていますしすごく嬉しいです。自分ひとりの力では獲れるはずもなく、試合に使ってくれた監督・コーチ・スタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」
「欲しいと思っていた賞なので嬉しいです。毎年連続で獲り続けることに価値があるものだと思うので、来季も元気にホットコーナーを守れるように、これでいい気にならずオフにしっかり力をつけたいと思います」
「上手い外野手がたくさんいる中で選んで頂き、本当に光栄に思っています。これからも投手を助ける守備にこだわって、しっかり練習・準備をしていきたいです。この賞に恥じないいいプレーを見せていきたいですね」
2018年11月8日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)