2019/02/10(日)選手

サファテ投手が、やって来た!

あの神曲が突然、アイビースタジアムに響きわたりました。

守護神がヤフオクドームのマウンドに上がる際にかかっていた『The King is Coming』。すると、三塁側のベンチからデニス・サファテ投手が現れたのです。

昨年4月に股関節痛で戦列を離れ、アメリカで手術して以来ずっと現地でリハビリを続けていたサファテ投手が来日し、10か月ぶりにチームに合流しました。その登場曲が流れると連休中で超満員に埋まったスタンドからは大歓声が沸き起こりました。

はじめはイタズラ心でなぜか遠くに逃げていこうとしたナインたちも、次の瞬間にはすぐにサファテ投手のもとに駆け寄って久々の再会を分かち合っていました。「弟分」の森唯斗投手とは特に激しいハグで喜び合っていました。

来日したばかりのサファテ投手。当初は軽めの調整だけかと思われましたが、バイクを漕いで体を温めるとキャッチボールを敢行。かなり強い球を投げ込んでいました。見守った工藤公康監督にも「じつは今日は抑え気味なんだ」と話し、仕上がりの良さを強調。さらに志願で投内連係にも飛び込み参加し、その後も体幹トレやウエイトトレを行いました。

以下、サファテ投手の主な一問一答です。


――合流した今日のお気持ちは?

「飛行機の中でもずっと楽しみにしていた。チームメイトもファンも温かく迎えてくれて嬉しかった」

――みんなとハグをした。

「感極まって涙が出るんじゃないかと、ちょっと感情的になったよ」

――工藤監督とはどんな話を?

「今の状態の確認や、今後のスケジュールについて。よく帰ってきてくれたと言ってもらえた。少し痩せたのかとか、あと森より全然ハンサムだな、と(笑)」

――体重は減った?

「股関節の手術をしたことで少しトレーニングが制限されていたのもある。10キロほど減ったが、トレーニングなどをしていけば戻ると思う」

――キャッチボールもした

「いい練習になった。ずっと短パンやジャージでの練習だった。ユニフォームを着ると身が引き締まる」

――どんなキャンプに

「身体の強度を上げていきたい。明後日にはブルペンで投げたいし、キャンプ終盤には打者に対して投げたい。試合は福岡に戻ってからのオープン戦になると思う」

――やはり目指すはクローザーですか?

「もちろんです。去年は可愛い弟分が頑張ってくれたけど、自分の位置を取り戻したい。でも、彼は僕や岩嵜が怪我をしていなくなった中で、プレッシャーを一人で抱えたが、素晴らしい仕事をしてくれた。誇りに思う」

――森投手には何かプレゼントすると話していましたが

「まだ何にしようか考えているところ。シーズンが開幕するまでは、唯斗はまだセーブ王だし、キングオブクローザーだからね。何が好きなのか考えてみるよ。100均で買うかな(笑)」



晴れ 14℃ 31,100人

2019年2月10日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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