宮崎春季キャンプは、明日26日(火)から「球春みやざきベースボールゲームズ」が始まることもあり、この日で1つの区切りを迎えました。
A組では練習終了後に「手締め」が行われました。柳田悠岐選手会長が輪の中心で「今年はリーグ優勝、日本一へ」と決意の言葉。その後、工藤公康監督と柳田選手がここまでの春季キャンプを総括しました。
――今日で区切りを迎えました。
「多少の怪我人は出たけど軽症だったし、前半は特に順調に選手たちは調整してくれた。やるべきことはしっかりやれたと思います」
――走り込みも多かった。今年は走塁改革を打ち出しています。
「その結果が出るのはこれから。コーチの人たちにも理解をしてもらって、走塁や盗塁の練習をしっかりやった。選手たちにもオフのあいだに課題を出していたのでしっかりやってくれた」
――柳田選手や上林選手は一時別メニューでしたが、試合に出場するところまで来ているようです。
「昨日ラインナップに名前があったのは、100%で出られるようになったから。昨日の中止は残念でした。たくさんの人が来てくれていたので。あと宮崎で3試合ある。いい調整をしてほしい」
――ルーキーたちも目立っていました。
「非常に特長のある選手で、持っているものも違う4人がA組で頑張ってくれた。1人怪我をしたが、良いキャンプを過ごせたと思う。自信にしてもらいたい」
――今季、そして開幕へ。
「我々はチャレンジャー。2位という悔しさを晴らしてリーグ優勝、日本一へ心を一つにして戦いたい。熱い応援、叱咤激励を頂きながら戦いたい」
――今日で区切りを迎えました。
「個人的に怪我はあったけど、やりたい練習は出来たし充実していたと思う」
――シーズンへ
「バッティングはすごくいい。あとは実戦感覚を大事にしたい。オープン戦とか試合に出て、自信を持って開幕を迎えられるようにしたい」
――何か新しい工夫は?
「細かいことだけど、グリップの握り方は変えた」
――今季はキャプテン制度のないなか、選手会長としての思いは?
「ないっすよ。みんなプロなんで。自分のやるべきことをしっかりやることがチームの力になって、強いチームになっていく。まずはキャンプでみんなレベルアップが出来たと思います」
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2019年2月25日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)