2019/02/26 (火)
選手

【戦評】先発転向の161キロ右腕「出来る」

2月26日(火)球春みやざきベースボールゲームズ 宮崎アイビー 5700人

イーグルス 2
ホークス 1

※特別ルール

(ホークスのみ)

バッテリー

スアレス、ミランダ、森、千賀、高橋礼――甲斐、高谷、栗原

本塁打

なし

スタメン

4牧原 6今宮 8柳田 3内川聖一 D中村晃 5松田宣 9上林 7真砂 2甲斐 Pスアレス

戦評

宮崎春季キャンプの総仕上げ。球春みやざきベースボールゲームズが開幕した。
今年最初の対外試合の相手はイーグルス。ホークス打線はたびたび走者を出してチャンスを作ったが、最終回に谷川原選手の内野ゴロの間に1点を返したのみで試合には敗れた。
まずマウンドに上がったのは今季から先発転向するスアレス投手。150キロ超の直球を武器に2回無失点に抑えた。 倉野信次投手コーチは「先発が出来るという雰囲気があった。配球などを見ても。腕もしっかり振れていて、スピードはもっと出ると思う」と最速161キロを記録する右腕のレベルアップを期待していた。ミランダ投手、森投手も無失点投球。 そして開幕投手が内定している千賀投手は2回2失点だったが、「抑えることを前提とした配球ではない。新しい球も試していた」と倉野コーチ。千賀投手も「課題が見つかった登板。今後しっかり合わせていきたい」と前向きだった。
打撃陣では4番で出場した内川選手がチーム最初のヒット。「誰よりも早く打てて良かった。抜けるところに飛んで行ってくれた。悪い時は自分でそこに合わせに行こうとする。それが良くない」と笑顔を浮かべていた。 また、甲斐選手が「甲斐キャノン」ぶりを発揮して2連続で盗塁を刺してスタンドを沸かせた。

2019年2月26日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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