2019/03/21 (木)
選手

【戦評】4番に座った柳田選手が決勝アーチ!

3月20日(水)ホークス4-3イーグルス ヤフオクドーム

3試合続けて4番に座った柳田悠岐選手がオープン戦2号本塁打を放った。

2対2の7回裏1アウト一塁。150キロ直球を投げ込む森原投手のフォークに体勢を崩されながらも上手く反応した。鍛え上げた体幹の強さで軸はブレず、すくい上げた打球は右中間スタンドへ吸い込まれて行った。これが決勝2点本塁打となった。

この日はグラシアル選手を「3番一塁」で起用。様々なオーダーを試す工藤公康監督は「考え中です」と明言は避けたが、どの打順でも破壊力は抜群なだけに嬉しい悩みといったところ。6番に座った松田宣浩選手も2安打を放ち、開幕まで10日を切ったところで調子を上げてきた。

そして、こちらも状態が上向いてきたのが、先発した東浜巨投手。5回途中2失点ながら許した安打は3本のみ。工藤監督も「丁寧に投げていた。開幕ローテの可能性は高いと思います」と笑顔で話し、頼れる右腕の復調を喜んでいた。また、川原弘之投手は最速154キロで零封し、オープン戦6試合連続無失点。加治屋蓮投手はオープン戦2戦目の登板でまた無失点。最後は森唯斗投手がゼロで締めてセーブを記録した。

2019年3月21日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

選手一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 【戦評】4番に座った柳田選手が決勝アーチ!