2019/06/19 (水)
選手

スチュワートJr.投手が初ブルペン「良い感触」

カーター・スチュワート・ジュニア投手がホークス加入後初めての投球練習を行いました。6月19日(水)、日々練習を行っているHAWKSベースボールパーク筑後の屋内練習場のブルペンに立った背番号2の右腕は、投球フォームの感触を確かめるように29球を投げ込みました。

「最初は捕手に立ってもらって、その後15球は捕手にベースの前に座ってもらって投げました」

通常の18.44mではなく15mほどの距離に縮めてピッチングを行う練習は、米国時代も時折行っていたと言います。「しっかり投げ下すイメージどおりに投げるため」。余計な力を省くのが目的です。

「初めてだったけど感触は良かった。日本のボールはアメリカよりも少し小さく感じるけど僕には合っているし、アメリカよりもやわらかめのマウンドも好きです。踏み出した左足が滑らない。今日は65%~70%ほどの力で投げたけど、ストレート以外にツーシーム、カーブ、スライダー、チェンジアップと持っている球種は一通り投げた。施設も素晴らしい。投球後にすぐに確認できるモニターがあるし、トラックマンやVTRチェックできるアプリもある。活用していきたい」

状態を確認しながら今週中にも再度ブルペン投球を行いたい意向を示しました。実戦デビューについては今後首脳陣と話し合いを進めながらスケジュールを固めていくことになりそうです。

また、日本式の練習メニューにも随分慣れてきたようで、来日当初よりも体つきがかなり締まってきました。順調に調整が進んでいるようです。



2019年6月19日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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