アルフレド・デスパイネ選手が9月4日(水)楽天イーグルス22回戦の8回に、安樂投手から本塁打を放ち、NPB通算150本塁打を達成しました。史上174人目です。
デスパイネ選手はキューバ出身の33歳。キューバでは「至宝」や「英雄」と称される大選手で、2014年のシーズン中に来日してマリーンズに入団。初本塁打は同年8月1日、バファローズ12回戦(京セラドーム)の二回に西投手から記録しました。
2017年からホークスでプレー。そのシーズンでは35本塁打、103打点で打撃二冠タイトルに輝きました。
今季はその2年前を上回るペースで本塁打を積み重ねており、このメモリアル弾が今季32号ホームランでした。この数字をどこまで伸ばせるか、終盤戦の楽しみな注目ポイントになります。
また、ホームランを打った後の足を大きく上げるポーズもすっかりお馴染みになりました。ホークス打線の中軸を担うとともに、明るさとマジメな性格を合わせ持つムードメーカー的な大砲です。
2019年9月4日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)