2019/08/19 (月)
選手

【直前】鷹の祭典の勝ち越しへ!大阪で鷹が舞う

8月19日(月)ホークス×ライオンズ 京セラドーム

「鷹の祭典2019」のフィナーレは、ホークスの故郷である大阪が舞台です。「鷹の祭典in大阪」で、京セラドームは一日限り、ホークスのホーム球場へと生まれ変わります。

この試合はライオンズ3連戦の3試合目となります。初戦は敗れましたが、18日(日)の2戦目は一軍初昇格を果たしたコラス選手が初打席初本塁打の離れ業をやってのけて序盤から得点を奪い、七回には松田宣浩選手が同点タイムリー、明石健志選手が勝ち越し打を放って見事勝利を収めました。

コラス選手の初打席初本塁打はプロ野球史上65人目で、初球のおまけつきは史上9人目という快挙でした。そしてホークス球団で初打席初球初本塁打を達成したのはコラス選手が史上初めてとなりました。球団史に名を刻んだキューバからやって来た20歳の若鷹は「すごかった」と自分でもびっくり。「4万人のファンの中でプレーするのは初めてで、最初は緊張したけど少しずつ慣れていきました。最初の打席はいいボール来たら振ろうと決めていた。デスパイネからもどんどんスイングしろと助言をいただいていました」と振り返りました。

また、この日の試合では六回にリリーフした甲斐野央投手、七回に登板した髙橋純平投手がそれぞれ3者連続奪三振の快投でチームに流れを呼び込みました。ホークスの最強ブルペンはいつでも頼れる存在です。

19日の先発は松本裕樹投手です。今季の成績は6試合に登板して1勝1敗、防御率4.11です。ライオンズ戦は今季初登板。また、京セラドームでは7月7日のバファローズ戦で投げており、自己最長の7.2回を投げて3安打2失点と好投しました。工藤公康監督は「ピッチャーは合う球場というのがある。マウンドの高さとか景色とかね。プラスに働くと思いますよ」と期待を寄せていました。

また、今年の鷹の祭典はここまで4勝4敗の五分です。「勝ち越したいですね」と工藤監督。勝利の余韻の中で、試合後の光のセレモニーを堪能できるよう、鷹ナインは一投一打に気を吐きます。

2019年8月19日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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