2020/03/01 (日)
選手

【戦評】ムーア投手来日初登板で好投!

3月1日(日)ホークス4-1タイガース PayPayドーム

実りの多い試合だった。打つ方では初回だ。2アウト一塁からバレンティン選手に大きなオープン戦1号2ランが飛び出した。2月26日の「球春みやざき」のマリーンズ戦に続く一発に「完ぺきだった。PayPayドームで打てたのは最高の気分」と上機嫌だった。注目の本塁打パフォーマンスの「パーティーピーポー」はちょっと控えめに行いながらも、出迎えたチームメイトも同じポーズで喜びを分かち合った。「僕はシャイボーイだから(笑)。でも、みんながあのように出迎えてくれたのは嬉しい。モチベーションになって、次の打席でも集中力が高まる。今年、何回でもやりたいね」と本塁打量産を誓っていました。

また、七回には栗原陵矢選手にも特大の一発が飛び出しました。これで実戦6試合連続安打を記録。驚異の飛距離でもアピールをしました。外野守備もレフト、ライトとしっかり守って、開幕スタメン獲りへ張り切っています。

投手では新入団のムーア投手が先発して1回無失点。ストレートは150キロを連発し、カーブで福留選手から見逃し三振を奪うなど好投を披露しました。最初の打者にヒットを許しましたが、けん制球やクイック投法も無難にこなし、実戦力の高さを示しました。「美しい球場で投げられた。今日はブルペンが良くなくて、試合はまあまあという感じ」とまだまだ上積みが期待できるようです。「次回はイニングを伸ばしていきたいね」と開幕ローテに向けて調整ペースを上げていくことになります。

そして2番手で登板した津森宥紀投手は2回をパーフェクト投球。初の本拠地マウンドで躍動し、「思ったより緊張しませんでした。投げやすいマウンドでした」と自信を深めたようでした。また、4番手の尾形崇斗投手も初のPayPayドームのマウンドで2回無失点3奪三振と好投して笑顔を見せていました。

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