2020/03/06 (金)
選手

【戦評】石川投手が好投「モチベーションは」

3月5日(木)ホークス5-3スワローズ PayPayドーム

熱男の一発から試合が動いた。二回1アウト走者なし、松田宣浩選手が150キロ外角直球を右翼スタンドに突き刺した。先制ソロを放ち軽やかにダイヤモンドを一周した松田選手はベンチ前でチームメイトの祝福を受け取ると、ベンチ横に設置されている中継カメラに向かっていつもより少し控えめに「熱男~!」を決めた。

その後逆転を許したが、1対3で迎えた六回裏に集中攻撃を見せた。バレンティン選手の火を噴くような左中間への適時二塁打で1点を返し、なおも2アウト満塁とチャンスを作ったところで7番の川島慶三選手が右中間を破る3点三塁打を放って試合をひっくり返した。

先発した石川柊太投手は4回を投げて68球、2安打5奪三振1失点の好投。「自分の中でイメージしていたより良かった。ストレートで押し込めたりファウルになったり、打者の反応が良かった。体の感じも良かった」と手応えを口にした。開幕ローテの有力候補ですが、「僕はモチベーションをそこに置いていない。味方投手陣と争う以前に、相手バッターと戦うものだと思っています。今日は4回だったけど、シーズンに入ったら長い回を投げるし、ピンチだったりあらゆる場面がやってくる。そこにぶつかっていくための覚悟や心構えをしっかり作っておきたい」と言葉に力を込めた。

また、最終回には森唯斗投手が登板。連投テスト、そしてセーブシチュエーションでの登板できっちり1回無失点に抑えた。

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