2020/06/10 (水)
選手

【戦評】松田宣選手が2連発「熱男~!」

6月9日(火)ホークス2-0バファローズ PayPayドーム

PayPayドームに一日2度の「熱男~!」の咆哮がとどろいた。

松田宣浩選手が2打席連続本塁打を放った。0対0で迎えた五回裏、澤田投手の内角直球を鋭いスイングではじき返した。打球は左中間スタンドへ一直線で飛び込んだ。ダイヤモンドを一周して帰ってくると、チームメイトとはエアハイタッチで喜びを分かち合い、カメラマン席のところまで行くといつも通りに「熱男~!」を決めた。

「真っ直ぐを完璧に捉える事ができました。無観客ですがやっぱり熱男はしていきたいですね」と笑顔を浮かべたしばらく後に、また会心の一発だ。七回、今度は増井投手の148キロ直球を仕留めてまたもレフトスタンドに打球を運んだ。「良い投手から良いホームランが打てて良かったです。見逃せばボール球かなと思う球だったけど、自分のいいスイングで打てました」と納得顔だった。

投手陣は完封リレーだ。先発した高橋礼投手が4回、2番手川原弘之投手の1回を挟み、3番手のバンデンハーク投手も4回を投げて3投手とも無失点で抑えた。

高橋礼投手は「納得できるものではなかった」と厳しめの自己評価も、工藤公康監督は「ボール自体は悪くなかった。しっかり勝負もしていたし、結果としては順調」と振り返った。

バンデンハーク投手は「内容も結果も納得のいく投球ができました。コントロール、キレなど総合的に見ても前回よりも良かった。変化球も上手く使うことが出来たし、欲しい場面で内野ゴロも打たすことが出来た。次回に向けて、もっといい状態にしていきたい」と納得の様子で、工藤監督も「今まで一番良かった」と評していた。

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