2020/06/14 (日)
選手

【戦評】上林選手が2打席連続タイムリー

6月13日(土)ホークス4-5カープ PayPayドーム

開幕に向けた練習試合も残りわずかとなり、PayPayドームではこの日から徐々に“公式戦仕様”の演出に。DJツバサによるアナウンスや、マスコットの「ハリー」「ハニー」が登場。ホークスビジョン演出も一部披露された。
また、13日(土)、14日(日)の練習試合2試合に限ってはラッキーセブン「いざゆけ若鷹軍団」を九州交響楽団様によるテレワーク演奏の動画を放映した。

試合では上林誠知選手の打撃に復調が見えた。まずは二回の第1打席だ。松田宣浩選手の先制タイムリー二塁打に続いて打席に入った1アウト二塁で、右中間フェンス直撃の適時二塁打を放った。そして四回の第2打席では、1死一、三塁から詰まりながらもライト前に打球が弾む幸運な当たりで右前適時打。勝負強い打撃で得点を呼び込んだ。
最初のタイムリーについて「打ったのはカーブだと思います。肩が開かずに、しっかりスイング出来ました。前の2試合があまり良くなかったので、今日の1打席目で打てて良かったです」とコメントした。上林選手は練習試合の全11試合に出場して、これで6度目のマルチ安打を記録したものの、11日(木)のバファローズ戦の第3打席から前日まで7打席連続で凡退し、うち6三振を喫しており状態が心配されていた。しかし、再び上昇気配だ。4年連続の開幕スタメンへ猛アピールを続けている。

また、先発は和田毅投手。四回までは1失点と粘るも、五回に4点を失って交代した「今日は自分の中では、調子が良くないと感じながらのマウンドでした。その中でも初回から4回までは上手くバッターと勝負できたと思います。5回はボールを操ることが出来ずに良くない部分が出てしまった。同じミスはしないようにしていきたい」と課題の中にも、収穫もしっかり得ていた。「次への時間が多くあるわけではないですが、その中で自分ができることをしてその日を迎えられたらと思います」と気を引き締めていた。

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