2020年のレギュラーシーズンの最終戦です。新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりシーズン開幕が約3カ月遅れ、毎週6連戦が続く厳しい日程など、多くの試練を乗り越えながら戦ってきたホークスナイン。また、当初は無観客試合で、ファンの皆様にとっても寂しい時期がしばらくありました。
しかし、7月10日の有観客再開、9月の上限緩和と徐々に姿を変えていき、スタンドからは温かく、そして力強い拍手がチームへ送られるようになりました。
その中でつかんだ3年ぶりのパ・リーグ優勝。苦労があった分だけ喜びもひとしおでした。
しかし、4年連続日本一という大目標がある中、ホークスナインは強い気持ちと集中力を切らすことなくずっと試合に臨み続けてきました。
そして迎えたシーズン120試合目。対戦相手はライオンズです。今季対戦成績は12勝10敗1分となっています。
ホークスの先発マウンドに上がるのはムーア投手。今季成績は6勝3敗、防御率2.64です。ただ、工藤公康監督は今週末に開幕する「2020 パーソル クライマックスシリーズ パ」も見据えて、選手たちとも話し合いを行ったうえで投手起用を決めたと言い、試合展開にかかわらず石川柊太投手や森唯斗投手もマウンドに上がる方針だと試合前に明かしました。
石川投手にとっては、個人タイトル獲得の可能性もある登板になり、期待と注目が集まるところです。