2021/02/02 (火)
選手

高橋礼投手、先発目指し「新カーブ」を猛特訓

2月2日(火)キャンプ第1クール2日目

初日と同様に快晴で温暖だった宮崎。未明に雨が降ったものの練習には全く影響なく、「ホークス春季キャンプ2021 Supported by スカパー!」は順調に2日目も終了しました。

この日のA組は午前中に投手野手ともにウォーミングアップ後は1キロのランニングを2本行って、その後はフィジカル系スクリーニングテストに臨みました。

それから野手はアイビースタジアムでまず3か所ノック。本多雄一コーチと並んでノックを打ったのは小久保裕紀ヘッドコーチでした。まだ不慣れなために、打ち損ないの打球が飛ぶと守っている野手たちから容赦ないブーイングが飛び、小久保ヘッドコーチが罰ゲームでその場ジャンプを繰り返すシーンもありました。元気と活気、そして選手とコーチの信頼関係が構築されていることが分かるシーンで、いかにもホークスらしい1シーンでした。

投手陣は和田毅投手や森唯斗投手らが2日続けてブルペン入り。高橋礼投手もピッチングを行いました。72球を投げて、そのうち半分近くがカーブという投球でした。「昨シーズンが終わってから、カーブの精度を上げたいと考えていました。1月の自主トレではイーグルスの牧田(和久)さんにも教わりました」。キャンプ初日よりも「ストライクが入るようになった」と手ごたえを感じた様子。「今までもカーブは投げていて、それはスピードで調整していたけど、今は抜く感覚です。そうすれば腕をしっかり振った中でも遅いボールを投げることができる」と話しており、目標にしている先発ローテ復帰へ意欲を示しました。

そして、一度投げ終わった後に再びブルペン投球を行い、カーブだけで119球、ストレート10球の練習に励みました。

また、ブルペンでは武田翔太投手に工藤公康監督が40分近くマンツーマンで指導する様子も見られました。「筋肉でなく骨で投げる感覚を」というアドバイスをもらった武田投手は四苦八苦しながらも、工藤監督の言葉を信じてピッチングを繰り返していました。

関連リンク

選手一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 高橋礼投手、先発目指し「新カーブ」を猛特訓