「ホークス宮崎春季キャンプ Supported byスカパー!」は第4クールが始まりました。
しかし、この日はあいにくの天候。朝からずっと強い雨が降り続けました。球場やグラウンドが使用できず、はんぴドームでの練習になりました。午前9時半からはA組が練習し、午後2時前からB組・リハビリ組という時差練習で行われました。
また、この日から明石健志選手と周東佑京選手がA組昇格となりました。
明石選手は「キャンプ序盤はまず動き始めということもあって、監督やコーチが良い状態で実戦に入ってこられるように考えてくれた。ありがたいです。腰の状態は去年以上に良いし、ここから実戦で状態を上げていきたい」と話しました。
小久保裕紀ヘッドコーチと言葉を交わす場面もありました。「いくつになったと訊かれたので学年的には今度で36歳ですと答えると、結構いったなと言われました(笑)。自主トレに一緒に行かせてもらったのも10年以上前になる。あの練習はきつかったとか思い出話をしました」。今季の目標について、具体的な数字を語ることなく「とにかく試合に出ること」ときっぱり。セカンドの守備はもちろん、どこでも守れるユーティリティプレーヤーは「試合に出られるならキャッチャーだって」と前のめりでした。
周東選手は右肩不安を考慮されてB組でキャンプを過ごしていましたが、「A組の選手が結果を出しているのも見ていました。正直焦りはありました。今日合流して気持ちが引き締まった。右肩は怖さもなく順調に来ているし、アピールをしていきたい」と決意を口にしました。
昨季の大活躍は周知のとおり。しかし、「まだレギュラー確約の立場じゃない」と口元を引き締めます。「まだまだチャレンジしていかないといけない立場です」と実戦の結果にこだわる姿勢も見せました。