「ホークス宮崎春季キャンプ Supported byスカパー!」は2日続けての雨天練習となりました。
明日15日には今キャンプ初の紅白戦が予定されています。天気予報によれば雨は上がる模様。グラウンドには巨大なシートが敷かれているので、なんとか実施したいところです。
その紅白戦に「登板予定です」と明かしたのは森唯斗投手。この日はブルペンで60球を投げ込んで「しっかりコントロールをつけて強い球を投げるという意識を持って臨みました。最後の1球は少し甘かった。でも球の質はよかった。順調に来ていると思います」と納得の表情を浮かべました。
「自主トレの入りから良かった」と順調ぶりをずっと口にしています。昨年のシーズン終了後に初めてファスティングを行い、体調改善に役立ったそうです。「体重も順調に落ちていて、今は自分のマックスより9キロほど落ちました」と笑み。さらに特定保健用食品のお茶を毎日愛飲しているらしく、バレンタインデーですが好物の甘いものは「心を鬼にして」と我慢。「ホテルに帰っても特茶を飲みます」と話していました。
今季も「登板数にはこだわりたい」と入団から8年連続50試合以上登板を目標にしています。ただ一方で、今年のホークスは「率にこだわっていこう」と工藤公康監督をはじめ首脳陣は方向性を示しています。
森投手がこだわる率とは――「防御率は正直あまり気にしたことがない。チームが勝つことを一番に考えています。強いて言うならば、フォアボール。与四球率を下げたいです。シーズン1桁(昨季は16個)が目標です。どうしても仕方ない四球もありますが、それを含めても5つ以内におさめたいですね」。
ホークスの守護神に新たな目標設定もできました。今季もリーグ制覇、そして日本一の瞬間に胴上げ投手となることを夢見て、これからも厳しい練習に向き合っていきます。