2021/03/07 (日)
選手

【戦評】高橋礼投手、先発で5回「緊張した」

3月6日(土)ホークス1-3タイガース PayPayドーム

今季は先発ローテ復帰を狙う高橋礼投手が先発。5回を投げて球数78、6安打2失点の投球内容だった。失点は四回に浴びたソロ本塁打2連発。「シーズン中ならばあのような攻め方をするか分からないけど、あのような打者(長距離砲)にその場面でシンカーを投げてはいけないとか、外国人打者への対応の仕方とか感じたところもある。シーズンに入ってからそのようなミスが起きないように捕手と話をしておきたい」と振り返った。

本拠地で先発するのは2019年の日本シリーズ第2戦以来。「緊張した」と話したが、持ち味のテンポの良さと、球速表示以上に打者を押し込むストレートでリズムよくアウトを重ねた。「直球でファウルをとって、ゴロを打たせることもできた。球速はまだ上げたいけど、自分の現状を向き合って抑えられるような投球をしたい」と話した。

投手陣では嘉弥真新也投手が八回のマウンドに上がりわずか9球で三者凡退の好投。九回は森唯斗投手が登板して走者を出しながらもきっちり無失点に抑えた。

打線は六回に、真砂勇介選手がタイガース左腕の伊藤将投手からオープン戦2号本塁打を右翼の「福岡トヨタホームランテラス」に運んだ。「左投手の時には特に結果を出さないといけないと思っていた。最高の結果でした」と喜んだ。工藤公康監督いわく「小久保ヘッドも喜んでいましたよ」とのこと。真砂選手は「左投手のボールの軌道に逆らわずに打てた。右方向へホームランが打てるのは自信になる。だけど、現状に納得はしていない。もっと磨きをかけて、チャンスを大事にして頑張りたい」と意気込みを語った。

また、中村晃選手がオープン戦初安打をマーク。甲斐拓也選手はライト線に長打となる二塁打、上林誠知選手は右中間寄りのライト前ヒットを好判断で二塁打にした。

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